Apple Watchが話題になる一方、様々なメーカーからどんどん新しい機種が出ているAndroid Wear。iPhoneユーザーから見ても魅力的なのではないでしょうか。
実はこのAndroid Wear、あまり知られていませんがiPhoneと同期させて使うこともできてしまいます。
本記事にてAndroid Wearの機種種別とiPhoneとの同期方法を紹介しますので、Androidユーザーの方だけでなくiPhoneユーザーの方も是非ご覧になってみて下さい。
そもそもAndroid Wearとは
Google陣営の時計型ウェアラブル端末で、実はApple Watchよりも先行していくつかの機種が発売されていました。
Androidらしく様々なメーカーの製品が出ているのが特徴の一つで、その種類の豊富さだけでなく機能面でもApple Watchを上回っている点もあります。
どんな機種がある?
モトローラ Moto360シリーズ
2014年9月に初めてのモデルが発売された、モトローラー製の端末で、一見すると普通の時計と変わらない丸型の盤面が特徴です。
この丸型の盤面は人気があり、Moto360もMoto360 2ndという新しいシリーズを発売し、その中ではfor Mens、for Ladysと男性向け女性向けの2モデル発表されました。女性向けのモデルが発売されていることからもデザインに力を入れていることが分かりますね。
Android Wearと言われて多くの方が一番はじめに思いつく代表的な端末と言えます。
LG GWacth R, Urban, Gwatch
2014年7月から発売を開始しているLGのAndroid Wear。
こちらも初代Gwatch以降は丸型の盤面を採用しています。
Urbanが少し高級路線で、GWachth Rはどちらかというとカジュアル路線のデザインになっています。
ASUS ZenWatch
2014年7月から発売を開始しているASUSのAndroid Wear。
Apple Watch同様に四角形の盤面を採用しており、現在初代ZenWatchと後継のZenWatch2の二機種が発売されています。
Apple Watch同様、全機種で四角の盤面を採用していますが、この四角盤面の情報量は多く見易いデザインと言えます。
ソニー SmartWatch
日本のメーカーでは一番このジャンルに力をいれているソニーのAndroid Wear端末。SmartWatchシリーズとしてはSmartWatch2,SmartWatch3の2つが発売されています。
特に最新のSmartWatch3はApple watchでいうとSportのようにカジュアルでスポーツ端末としての位置付けが強い機種になっています。
カシオ WSD-F10
ごく最近発売されたカシオのAndroid Wearです。
腕時計メーカーならではの使いやすさとAndroid Wearの多機能が上手くマッチされている端末です。
カシオ端末らしく、アクティビティでの使い方に特化しており、Trekking, Fishing, Cyclingなどのモードが用意されています。
機能としても通常のAndroid Wearの機能に加え方位や標高、大気圧、潮汐、日の出日の入りの確認などがすぐ行えるカスタマイズされています。
Huawei Huawei Watch
これも最近発売された端末で、PCの世界からスマホに市場を拡大しているHuaweiのAndroid Wear端末です。
外観がこれまでのAndroid Wear端末よりかなり時計っぽさが強い高級感のある端末で、ちょうど2時の上にこれも時計らしいボタンが付いていることも特徴的です。
Androidらしくそのメーカーらしさを活かした端末が多く、選ぶ方としては選択肢が多く嬉しいですね。用途や見た目の好みで選べる楽しさがあります。
iPhoneとAndroid Wearのペアリング方法
ではお気に入りのAndroid Wearが見つかりましたら、実際のペアリング方法について確認していきましょう。
まずはapp storeからAndroid Wearアプリをインストールします。
インストールが終わりましたらアプリを立ち上げ、セットアップ開始ボタンを押します。
フィットネスデータの利用に関する確認が出ますので承諾を押します。
時計との同期はBluetoothで行われますので設定がOFFの場合、ここで設定をONにできます。
ペア設定が始まりますので、近くに初期化設定中のAndroid Wearがあれば時計側に認証用のコードが表示され、それをiPhone側で入力すれば設定完了です。
iPhoneとAndroid Wearの連携でできること
これでiPhoneとAndroid Wearの設定が完了しました。
しかしながらご注意頂きたいのはやはり、Android Wearの機能をすべて利用出来る訳ではなく(今後対応範囲が増える可能性はありますが)、使える機能はある程度限定的となっています。
主には、電話の着信通知とその応答動作、メールの表示(Apple Watchより表示される範囲は広く便利です)といった一般的な通知機能 + Google nowカードの表示という機能セットとなっています。
Google Nowカードに魅力を感じるかどうかがAndroid Wearの鍵となります。
Google NowカードはGoogleが利用者が今必要な情報を自分で判断し利用者に提供する機能で、例えばその時間よく行く場所への移動経路と移動時間の表示、遅い時間であれば自宅への終電の時間、amazonで買った買い物の到着時間、ホテルの予約を取っていればその情報、、
など位置情報を利用したサービスに加えGmailの情報から必要なものをピックアップして表示する機能も持っています。
Android自体の特徴的な機能ですので、Android Wearユーザーはこれを機に積極的に使い始めることをお勧めします。iPhoneからはGoogleアプリというアプリをapp storeからインストールすることで利用することができます。
最後に
いかがでしょうか。
種類の多さや時計らしさをデザインした端末に魅力を感じるかたも多いのではないでしょうか。Android Wearをこれまで視野に入れていなかったiPhoneユーザーの皆様も、選択肢として視野に入れてみて下さい。
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