故障したiPhoneのデータは復旧できる？分解して修理する場合もあります！

iPhoneが故障してしまった際、データ破損を恐れる方は多いのではないでしょうか。
特にバックアップを取っていない場合、故障した状態からデータを復旧する必要があります。
実は、故障したiPhoneでも自力でデータを復旧できる場合もあります。
今回は、故障したiPhoneから自力でデータを復旧する方法や、自力で復旧できない場合の対処法について解説します。

□故障したiPhoneのデータは自力で復旧できる？

タッチに反応するけど画面が映らない場合や、充電できない場合でも、自力でデータのバックアップを取れることがあります。
iPhoneは衝撃によって画面が映らなくなることがありますが、画面は映らなくてもタッチに反応する場合があります。

itunesを用いたiPhoneのバックアップでは、iPhone側の操作はごくわずかです。
そのため、パスワードの画面や本体認証のボタンの位置を覚えれば、itunes側で操作できる可能性があります。
操作が可能な場合、パスワードを間違えた際にバイブが作動するため、あえてパスワードを間違えて操作できるか確かめましょう。(但し、何度もパスワードを間違えると端末にロックが掛かってしまうので注意が必要です。)

充電できない場合には、充電器が問題の場合もあります。
本体やバッテリーに原因がある場合は修理が必要ですが、充電器やコンセントに問題がある場合、修理せずにバックアップを取れる可能性があります。
例えばライトニングケーブルの端子の接触不良や、延長コードを挟むことによる低電圧などが原因の場合、自力で対処できます。
ライトニングケーブルのコネクタを動かすことで一時的に充電できる場合や、コンセントから直接充電することで充電できる場合があります。

□iPhoneは分解して修理する場合もある

上記の条件では自力で修理できる可能性がありますが、基盤の損傷による故障の場合、自力でのデータ復旧はほぼ不可能とお考え下さい。
データの保存領域も基板上にあるため、データ復旧には基盤そのものの修理が必要になります。
基盤の修理やバッテリーの交換など、本体を分解する必要のある修理は専門店やApple公式などで修理依頼を出すべきでしょう。

一方で、データがバックアップできている状態であれば、中古スマートフォンに買い替えた方が安く済むケースもあります。