iPad Air5豆知識
iPad air(第5世代)は2022年3月9日に発表され、3月18日に発売開始された端末です。
iPad air(第4世代)から約1.5年ぶりの発売。macや最新のiPad proで話題となったM1チップをこのairラインナップに搭載、大幅なスペックアップを遂げたことが話題となった端末です。
スペック情報
外観面
見た目やサイズ感はiPad air(第4世代)と同一、重さはわずか3gのみ増えていますが、違いは分からないレベルと言えます。
ホームボタンがなくベゼルが狭い、いわゆるiPad Proのようなデザインとなります。
カラーについては、iPad mini(第6世代)でも用いられているパープルが、系統としてもiPad airとしては初めての色となります。
見た目はiPad air(第4世代)の踏襲となり、システム的なスペック強化が本機種の評価ポイントとなっています。
システム面
iPad air(第4世代)と比較すると最も大きなポイントはM1チップへの対応となります。
M1チップは従来macやiPad proにのみ搭載していた高品質のCPUで、iPad air(第4世代)から60%のパフォーマンス向上をAppleはアピールしています。
分かりやすくiPad Pro並のCPUを搭載したマシンと言えますね。
高速化の観点では、Cellularモデルのみの利点となりますが、5G通信に対応し出先での通信も高速化、サクサク感の強化に一役買っています。
また、見逃せないポイントとして前面カメラのレンズスペックがiPad air(第4世代)の700万画素から1200万画素に大幅強化されています。それに加えてiPad mini6から対応した”センターフレーム”の機能に対応し、画面から人が外れないよう自動調整してくれます。
どうしても、スマホと違いiPadなど大きな(長い)端末でWEB会議などを行うと、思った位置に顔が来ずに外れてしまうこともあるので、実用性の高い機能だと感じます。
さらにiPad air(第4世代)で好評だった、側面の電源ボタンでのTouch ID、コネクタのType-Cなどは継続。
ここまで良い点が続くと”ほぼiPad Pro”にも見えるのですが、逆にiPad proにかなわない主なポイントはディスプレイ、リフレッシュレート、カメラです。この点や12.9インチの大画面を求める場合は、引き続きiPad proを選択することとなります。
現在でも評価されている点
iPad Pro以外で初めてM1チップに対応したiPadとなります。それでいて定価はiPad pro11インチと比較して2万程度安いので、コスパに優れたハイスペックタブレットとして評価されています。
どのような人におすすめできるか
iPad(無印)のスペックでは不十分で、例えばキーボードやマウスを使った入力処理、Apple pencilを用いたクリエイティブ要素を求める方、その中で、ディスプレイスペックやカメラについてはあまり拘らない方(iPad proまでは不要な方)、安くM1チップ搭載のiPadが持ちたい方、などにとっては最適なタブレットと言えます。