iPad mini6豆知識
iPad mini(第6世代)は2021年9 月14日、Appleのイベントで発表され、9月24日発売の端末です。
iPhone13シリーズと同時に発表された端末となりますが、革新的であるか否かは別として、その中で「最も変化が大きく、かつユーザーのニーズに応えた端末」だったと言えます。
スペック情報
外観面
iPad mini(第5世代)とは良い方向で別物になっています。
iPad air(第4世代)と同様、ホームボタンを廃止しベゼルレスデザインとなったことにより、画面サイズは0.5インチ拡大させつつ、高さは約8mmの縮小、厚みは僅かに増えているものの(0.2mm)、重さは7g程度ですが軽くなっています。
カラーバリエーションも一新され、iPhone13同様にホワイトの少しベージュ寄りとなるスターライト、ピンクなどが展開されています。
システム面
基本となるCPUはA15チップはiPhone13シリーズと同様のチップを搭載。
その他かなりの進化点があり、以下にまとめます。
進化のポイント
カメラの強化
インカメラを含め800万画素から1200万画素にパワーアップしています。
オンライン会議やオンライン飲み会が多い昨今、嬉しいポイントかと思います。
Type-Cコネクタへの対応
お手持ちの端末構成にもよるのですが、周辺機器の多さや、対応機種の多さからType-C対応の方が便利(ケーブルが減らせる)ケースは多いかと思います。
5G通信への対応
iPad mini としては初めて5G通信に対応しました。
Apple Pencelが第2世代へ対応
Apple Pencel第2世代は端末にくっつく、そのまま充電できる、タップで消しゴムと切り替え、、と当然、第1世代より進化しており使いやすいものとなっています。
また中には、大画面のiPad Proと併用して使うニーズもあり、その際は使い回しができるので特に利便性が向上すると言えます。
また、進化ではないですがTouch IDを継続しており、コロナ禍では大変役立つ機能です。マスクを外さずとも電源ボタンで指紋認証が可能になっています。
iPad miniのサイズに考えられうる最高のスペックを組み込んだ印象です。スペックとしてはほぼ、文句のない仕上がりかと感じます。
1点、イヤフォンジャックがiPad mini(第5世代)と比較し非搭載になっている点のみご注意ください。
現時点でも評価されているポイント
前のモデルと比較し、サイズは小さく画面は大きく。Type-C、指紋認証、5G、Apple Pencel 第2世代、、と利用者の要望と最も合致した市場評価の高いモデルと言えます。
どんな人におすすめできるか
iPad miniとして、お勧めできる層は以前のモデルと同様です。
持ち運んで利用したいけれども、10インチ級のタブレットは不要という方、特にスマホと比較すると横幅が広いので、電車の中で気軽に新聞や電子書籍を読むには非常に便利な端末となります。手の大きな方であれば片手で持てるので、片手で持てる方は特に便利かと思います。