iPhone12Pro豆知識
iPhone12Proは2020年10月14日、Appleのイベントで発表され、10月23日に発売された端末です。
iPhone発の5G通信対応モデルの1つになり、日本では5G通信の浸透と発展の起爆剤としても期待されている端末となっています。
同時に発表された、iPhone12 mini、iPhone12、iPhone12ProMaxと比較すると、iPhone12の強化スペック版と言え「標準的な端末サイズでよりハイスペックを求める方向け」の機種となります。
iPhone12Proスペック情報
外観的な要素
外観は、久しぶりにiPhone5以前のような角ばったデザインになります。
大きさとしては、前年のiPhone11Proと比較すると拡大、iPhone12と全く同じサイズです。ただし重さは約25g重くなっており、この重さの違いは端末の質感(12 Proは12と比べて背面に無光沢ガラスを採用し高級感のある質感を出しています)、カメラのスペック差に反映されています。
高級感としては、カラーバリエーションもiPhone12と比べると高級感のあるものが採用されており、特にパシフィックブルーは発表時、話題にもなりました。
また、液晶も有機ELが採用されていますので、同じ画面サイズのiPhone11やXRと比較しても、液晶の綺麗さは別物と言えます。
見た目だけでいくと、iPhone12との差分は「少し重く高級感がある」程度ですが、機能面では当然差分があります。
システム的な要素
ハードウェアの進化も強力なiPhone12Proですが、機能面も大きく強化されています。
iPhone 11 Proとの差で見ると一番のポイントは5G対応で、まだ対応エリアは狭いですが、半年、1年後には大きく対応エリアを広げる計画を通信キャリアが打ち出しています。
購入から長く使うことを考えると、恩恵はこれから徐々に大きくなっていく期待が持てます。
もう一点面白いのがワイヤレス充電機能として新たに対応したmagsafeです。
iPhone12のQi充電機能の中に特殊な磁石が埋め込まれており、対応充電器※を近づけるとパチっと付き充電が開始されます。
充電効率はmagsafeではないQi充電と比較すると倍程度の効率が見込めるようです。
Qi充電は便利なのですが、充電スピードと、置く位置によっては上手く充電が進まないストレスがありましたので、
この機能はその弱点を埋めるような機能だと言えます。
※非常に魅力的ですが、対応している充電器は別途購入する必要がありますので、ご注意ください。
また当然、CPUも前年機種のA13より進化をしており、ノートバソコンで使われるレベルのCPUだと言われています。
目に見えて体感できる訳ではないですが、特にゲームなどでよく使う方は注目のポイントになるかと思います。
上記はiPhone12でも共通するメリットですが、iPone12とiPhone12Proを比較する上で最も大きな要素が、カメラ機能です。
iPhone12のダブルレンズに比べ、iPhone12 Proはトリプルレンズを採用、それによりデュアル光学式手振れ補正、最大2倍の光学ズームイン、ナイトポートレートモードに対応しています。
LiDARセンサーと呼ばれるセンサーに対応していることから、特に暗所での撮影はiPhone12より高機能と言えます。
前年機種と同様に指紋認証には対応しておりません。その点はご注意ください。
発売時に斬新だった機能
2020年発表のiPhoneシリーズ共通ですが、やはり5G搭載が一番の目玉になります。
iPhoen以前にもいくつかのandroid端末で5G対応機種が発売されていますが「iPhoneが対応した」ことはシェア的にもブランド的にも大きな意味を持っています。
これからの5G開始、拡大の象徴となる端末であると言えるでしょう。
支持されているポイント
iPhone12と最も大きな差別要因はカメラ機能。
iPhone12以上のカメラ機能を重視し、6.1インチの画面サイズが適切だと感じる方にお勧めの端末となります。
スペック差分だけでなく、iPhone12と比較し高級感があるので、それが決め手で選ぶ方も多いようです。