近年発売されるiPhoneには防水性能が備わっていることが多く、水場で使用できる機種もあります。
数年前の機種でありながら現在も使用している人の多いiPhone 8に防水性能は備わっているのでしょうか。
そこで今回は、iPhone 8の防水性能と水没・水濡れした時の対処法について紹介します。
□iPhone8に防水性能はある?
iPhone8は公式で「深さ1m、最長30分間」であれば水中でも耐えられるとされており、それ以前の機種と比べれば大きく防水性能が上がったと言えます。
しかし、水中に落としてしまった場合や雨に濡れた場合などの耐性はありますが、水分の多い場所で積極的に使用するのには不向きです。
水への耐性はあれど水を防げる訳ではないため、防水性能を期待するのはあまりおすすめできません。
実際にAppleからも、意図的な水没や、サウナ・スチームルームでの使用、iPhoneを着用したままの入浴などは控えるようにとされているのです。
つまりiPhone8は、ある程度の耐水性はあるが水場で使用できるほどの防水性はないと言えます。
□水没してしまった時や濡れてしまった時はどうすれば良い?
誤ってiPhoneを水没させた時や濡らしてしまった時は、焦らず適切に対処するのが大切です。
1.電源を切る
電源が入ったままで水分と接触した場合、ショートする恐れがあります。
水没させた時は速やかに電源を切りましょう。
2.ケースを外して水分を拭き取る
iPhoneのケースやカバー、アクセサリーキャップなどを取り外し、可能な限り水分を拭き取りましょう。
スピーカーや充電端子内の水分も拭き取るのが望ましいですが、繊細な部分のため無理に拭き取らず、優しくティッシュなどで拭き取るのがおすすめです。
また、SIMカードはiPhoneの中でも特に重要なデータを担うため、この時に取り出して安全な場所に保管しておきましょう。
3.水分が乾くまで放置
表面状の水分を拭き取った後は、内部に侵入した水分を乾かします。
この時むやみに操作せず1~3日程度放置しましょう。
iPhoneが水没した時ドライヤーで乾かしがちですが、これは厳禁です。
精密機械は熱に弱いため壊してしまうだけでなく、水分が風でさらにiPhone内部まで侵入してしまう恐れがあるからです。
また、充電もショートの恐れがあるため絶対にしてはいけません。
本体を振って水分を出そうとしても、結果的にさらに奥まで水分が侵入してしまいます。
焦って無理やり水分を出すのではなく自然に乾燥するのを待ち、最終的に不具合がないか業者に確認してもらうと安心ですね。
水没により端末が故障してしまい、どうしてもデータ復旧する必要がある場合には、以下の記事が参考になります。
□まとめ
今回はiPhone8の防水性能と、水没・水濡れした場合の対処法について紹介しました。
iPhone8の防水性能はさほど高くないため、多少の耐水性はあるが水場での使用には適していないと認識しておくのが良いでしょう。
また、水没・水濡れした場合は焦らず速やかに電源を切り、できるだけ水分を拭き取ったら乾くまで気長に放置しておくのが最適な対処です。
iPhone8の耐水性能や水没時の対処を考えると、水場でiPhone8を使用する際は防水ケースに入れて操作するのがおすすめです。
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