新しいiPhoneを購入した方は、どのような方法でデータを移行するか迷いますよね。
この記事では、データ移行の方法の1つであるクイックスタートについて解説します。
クイックスタートが便利な理由や、使うときの注意点を知り、データ移行を無事完了させましょう。
□iPhoneのクイックスタートが便利な理由は?
古いiPhoneのデータを新しいiPhoneに移行したいとき、クイックスタートを使うと非常に便利です。
なぜなら、iCloudの容量を気にしながら移行しなくて済むからです。
また、パソコンを使うことなくアプリの移行ができ、Wi-Fiの設定も不要です。
□クイックスタートの注意点とは?
クイックスタートは便利ですが、いくつか注意点が存在します。
iPhoneのデータを移行する前に、それらをチェックしておきましょう。
1つ目は、携帯ショップで初期設定をすると、クイックスタートは使用できないことです。
それは、「こんにちは」と画面に表示される段階で使うからです。
2つ目は、iPhone 5S以前の端末は、クイックスタートが使用できないことです。
それ以降の端末であれば、iOS12.4以降で使用可能です。
3つ目は、一部のアプリは引き継ぎができないことです。
電話番号を変えたときは、LINEの引き継ぎができないため、あらかじめバックアップしておく必要があります。
また、交通系アプリや決済アプリも、クイックスタートとは別に引き継ぎが必要です。
電話番号がアプリのIDとして使用されている場合は、特に注意しておきましょう。
4つ目は、データ移行中はiPhoneが使用できないことです。
移行が完全に終わるには、多少の時間を要します。
そのため、充電しながら行うことや、余裕のあるときに行うことが大切です。
また、古いiPhoneに設定されたアラームは解除しておき、データ移行の中断を阻止しましょう。
5つ目は、Apple School ManagerやApple Business Managerに登録されていると、クイックスタートは使用できないことです。
学校や職場が管理しているiPhoneでなければ、問題はありません。
6つ目は、移行したいデータの容量が新しいiPhoneの容量より大きいと、データ移行が最後までできないことです。
あらかじめ容量を確認し、不足していればGoogleフォトやiCloudと併用しましょう。
□まとめ
今回は、クイックスタートが便利な理由や、使うときの注意点を解説しました。
パソコンを使うことなくアプリの移行ができ、Wi-Fiの設定も不要なため、非常に便利なデータ移行の方法です。
使うときは、引き継ぎができないアプリがあるか、しばらくiPhoneが使用できなくても問題ないかを確認しておきましょう。
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