私たちは毎日iPhoneを使うため、iPhoneにはあらゆる情報が集まりますよね。
便利である一方、それらの情報が流出してしまうことがあります。
流出を防ぐためにはまず、個人情報はどのようなときに流出し、それを防ぐにはどのような機能があるのかを知ることが大切です。
この記事でそれらを紹介するため、参考にしてみてください。
□iPhoneからの個人情報流出はなぜ起こる?
なぜ、iPhoneから個人情報流出が起きることがあるのでしょうか。
例えば、iPhoneには名前が設定されています。
その名前が自分の本名になっている場合、インターネット共有やAir Dropを使う際に、周りにいる人にその名前が公開される可能性があります。
□iPhoneからの個人情報流出を防ぐ標準搭載機能をご紹介!
iPhoneには、個人情報流出を防ぐための標準搭載機能が4つあります。
それらを順にご紹介します。
1つ目は、「Safari」のインテリジェント・トラッキング防止機能です。
過去にWebサイトで調べたことのある用語に関連した広告が、iPhoneを使っているときに表示されることがありますよね。
これは、Webトラッキングという、iPhoneユーザーがどのような情報に関心があるのかを追跡しているためです。
Appleの標準ブラウザであるSafariは、そのような追跡型広告を防げるため安心です。
2つ目は、「iMessage」が暗号化されていることです。
メッセージを送る前にデータを暗号化するため、送信途中でデータをのぞき見されていても、メッセージ内容が見られることはありません。
Appleも通信キャリアもメッセージ内容を見られないため、個人情報流出を防いでいる機能と言えるでしょう。
3つ目は、「ヘルスケア」が暗号化されていることです。
身長や体重、血圧などは、パーソナルなデータですよね。
ヘルスケアに記録された全てのデータは暗号化されているため、こちらもデータの覗き見を防止できます。
4つ目は、カード番号や購入履歴などの情報を、「Apple Pay」では流出防止していることです。
Apple Payで商品を購入すると、クレジットカード番号や購入履歴が外部に漏れる心配はありません。
それは、Apple Payに登録されたクレジットカードは、Appleサーバーや店側に保存されず、購入する度に独自の番号を用いて決済しているためです。
□まとめ
今回は、iPhoneから個人情報が流出する理由や、その流出を防ぐ標準搭載機能を4つご紹介しました。
インターネット共有やAir Dropを使う際は、iPhoneの名前を本名以外にしたり、共有範囲を限定したりしましょう。
また、Safari、iMessage、ヘルスケアやApple Payには個人情報流流出を防ぐ標準搭載機能があるため、安心して使えるでしょう。
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