iPhoneの機種変更の際に、携帯ショップの店員さんがiPhoneから小さなカードを取り出しているところを見たことがありますか。
そのカードがSIMカードというものです。
このSIMカードは、小さいながらもiPhoneを使う際には必須なものです。
その役割の大きさから、iPhoneを売る時には取り扱いに注意しなければなりません。
今回は、iPhoneを売る時にSIMカードは抜くべきかどうかについて解説します。
□SIMカードは売る前に抜くのか?
SIMカードとは、機種変更する際にiPhoneに差し込む小さなカードのことです。
SIMカードがあることで、Wi-Fiがない環境でも通信・通話が可能になっています。
では、iPhoneを売る前にSIMカードはどうすればよいのでしょうか。
結論から申し上げますと、SIMカードを抜いてから売るのがスムーズです。
SIMカードは携帯キャリアから貸し出されているものですが、返却義務はありません。
しかし、SIMカードには電話番号をはじめとした個人情報が入っているため、抜かずに売りにだすのは大変危険です。
そのため、SIMカードは抜いてご自身で厳重に保管する、携帯キャリアに返却する、工具で再利用できない状態にするなどして、個人情報が漏れないようにすることが大事です。
□iPhoneからSIMカードを抜き取るときの注意点
SIMカードを抜いたら、個人情報の漏洩の心配はなくなるというわけではありません。
事前にiPhone上で設定を変更しなければ、iPhoneに個人情報が残ってしまう恐れがあります。
SIMカードを抜いた後だと、設定変更できない場合もあるのでSIMカードを抜く前にしっかりと確認しておきましょう。
SIMカードの不正利用防止対策として、SIMカードにPINロックを掛ける方法がありますが、これについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。
SIMカードを抜くと同時に行わなければならない設定変更は、「データの初期化」と「アクティベーションロックの解除」です。
データの初期化は、iPhone本体に入っている個人情報を残さないために必要な作業です。
アクティベーションロックとは、iPhone盗難防止の機能であり、これを解除しなければ、売っても第三者が使用できない状態のままになってしまいます。
この2つはiPhoneを売る時に必須の設定変更ですが、SIMカードを差したままの状態でなければ行えません。
SIMカードを抜く前に、この2つの設定を変更し、SIMカードを抜いた後はネットワーク設定をリセットして最終的な個人情報の削除を行いましょう。
□まとめ
今回は、iPhoneを売る時にSIMカードは抜くべきかどうかについて解説しました。
SIMカードはとても小さなカードですが、本体と同様にたくさんの個人情報が入っています。
個人情報を悪用されないためにも、しっかりと手順を踏んでSIMカードを抜きましょう。
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安心してiPhoneを売りたい方は、ぜひ当社にご相談ください。
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