今まで使っていたiPhone・iPad・iPod等のデバイスをオークションで出品する際や、買取店に売る前、譲渡前には必ず端末の初期化を行う必要がありますよね。
ですが、iOS9以前のデバイスとiOS10以降のデバイスでは、初期化の手順が少々異なりますので注意が必要です。
iOS9以前のデバイスの初期化は、iPhoneを売る前の準備に記載がある通り、「設定」>「一般」>「リセット」>「すべてのコンテンツと設定を消去」を実行する事により、完全に初期化が出来ます。
しかし、iOS10以降のデバイスの場合、この手順だけではアクティベーションロックが解除されない場合があるので、これから紹介する手順通りに初期化を行いましょう。
iOS10以降のデバイス初期化方法
「iPhoneを探す」をオフにする
- まずは、「設定」から「iCloud」をタップ
- 「iPhoneを探す」をタップ(iPadの場合は「iPadを探す」をタップ)
- 「iPhoneを探す」をオフにする(iPadの場合は「iPadを探す」をオフにする)
- アップルIDパスワードを入力して「オフにする」をタップ
- 正しいアップルIDパスワードを入力すると、オフに出来ます。
ここでオフに出来ない場合、アップルIDパスワードが間違っているか、デバイスがネット接続されていない事が考えられますので確認してみて下さい。
- オフに出来たら、「iCloud」に戻ります。
iCloudからサインアウトする
- 「iCloud」の最下部までスクロールして「サインアウト」をタップ
- 「iPhoneから削除」をタップしてサインアウトして下さい。
- サインアウトが出来たら「設定」まで戻ります。
- 「設定」に戻ったら、「iTunes StoreとApp Store」をタップ
- Apple IDの部分をタップ
- これもサインアウトします。
「すべてのコンテンツと設定を消去」を実行
ここまで出来てから、「設定」>「一般」>「リセット」>「すべてのコンテンツと設定を消去」を実行するようにしましょう。
この手順で初期化を行えば、まず問題ありませんが、どうしても不安だという方は、初期化後に一度アクティベーションを行ってみて下さい。
最後に
如何でしたでしょうか?
iOS10以降のiPhone等のデバイスを売却・譲渡する場合には、今回ご紹介をした通りの手順で初期化をするようにしましょう!
iOSが進化する度に、様々な新機能が追加されたり、操作方法が変わったりするので、最新の情報は常に気にしておいた方が良いですね。
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