iPhoneが熱くなること自体はよくある事ではありますが、実は放っておくのはかなり危険で、最悪、バッテリーとして利用しているリチウムイオン電池の火災や爆発の可能性も考えられます。
そこで今回はiPhoneが熱くなった場合の対処法に関してまとめました。誰もが関わりのある事かと思いますので、一度ご覧頂けますと幸いです。
そもそもなぜiPhoneは熱くなるのか
iPhoneが熱くなる理由を理解すれば対処にも動きやすいと思いますので、まずは原因を大きく3つに分けてみます。
そもそも熱されている
特に夏場は要注意なのですが、直射日光の当たる車の中に放置、ポケットに入れたまま長時間歩く、といったことは密閉された空間で熱され続けることになるのでかなり危険です。
処理能力の限界まで動き続けている
iPhoneもパソコン同様、重い処理を行えばその分、内部から熱を発します。負荷のかかる処理を続けたり、長く使い続けるとどんどん熱は上がっていきます。
なにかしらの内部エラーが出ている
データの破損やバグにより、不要な計算をずっと続けてしまうケースはやはりあります。その場合は、前項であげたような重い処理が終わらずに続くケースがあり、異常にiPhoneが熱くなる場合があります。
原因別の対処法に関して
それでは実際の対処法に関して記載していきます。
まずは熱を逃がし、涼しい場所にiPhoneを置く
初めは基本の基本です。特に外部からの熱で暖められている場合はこれで充分と言えます。ポイントとしてはiPhoneケースを付けている場合はケースを外すということです。ケースの形状にもよるのですが、ケースにより熱が逃げずに温度を上げているケースは多いです。
またiPhoneを涼しい場所で冷やす際の注意なのですが、決して急激に冷まさないで下さい。急激に冷ますと内部に結露が発生してしまい水濡れと同じことになります(結露による故障は、修理に出す場合も水濡れとして扱われるようです)。これは例えば、保冷剤、氷枕、冷蔵庫、温度の低いクーラーの風を直接当てる、などが該当します。
なので、本当に涼しい部屋に置いておく程度、使っても扇風機くらいで、と考えるのがいいでしょう。
処理を軽くする
いくら冷ましていてもiPhoneの中から熱が出続けていれば効果が薄いですね。合わせてiPhoneの処理を軽くしてあげましょう。
以下の手順で一通り、iPhone の処理が重くなっている原因を排除できるはずです。
STEP.1マルチタスクをすべて閉じる
マルチタスクでアプリが残っている場合、前回閉じたところから再開でき便利ではありますが、その分、iPhoneの中にその状況などを保存し続けていることとなります。そんなに要素としては大きくないですが、これも閉じましょう。
ホーム画面をダブルクリックし、
上にスワイプでアプリを閉じていくことが出来ます。
STEP.2機内モードにする
通信はやはりiPhoneの処理の中で大きなファクターを占めます。iPhoneが異常に熱い場合は、通信を切ってしまいましょう。
設定アプリから機内モード
もしくは
ホーム画面で画面下から上にスワイプしコントロールセンターを呼び出し
飛行機のボタンをタップ
こちらでも設定できます。
STEP.3電源を切る
これが出来れば、これに越したことはありません。電源を切ることでiPhoneの処理をすべて止めることが出来ます。
しかし、また立ち上げた際のことを考え、前項で記載しましたマルチタスクを閉じる作業は行っておくことをお勧めします。
それでも、どうにも使う度にすぐ熱くなる場合
上記のことを試しても、どうにも熱くなり易い場合は何らかの内部データがクラッシュしている可能性があります。一度強制リセットを試して見ることをお勧めします。
STEP.1電源ボタンとホームボタンをずっと長押し
STEP.2電源が切れてもて離さずに長押しを続ける
STEP.3長押しを続けるとAppleのりんごマークが出るので、マークが確認出来れば手を離す
これで、大抵のことは治るかと思います。
その他の原因としては、バッテリーの劣化という事が考えられます。充電を何度も繰り返し行っていると、バッテリーは劣化してきます。紹介させて頂いた対処法を試してみても効果がなかったという方は、バッテリー交換修理を試してみては如何でしょうか?
最後に
参考になりましたでしょうか。
簡単にまとめますと、タスクを落とし機内モードに、そして急激には冷まさない、と覚えておいて頂ければと思います。熱いくらい普通と思わずに、熱くなっている場合は対処をすることで長く大切に使いましょう!
Comment On Facebook